こんにちは!WEBライターのことのは舎です。
ライターは副業・フリーランスとして初心者が参入しやすい仕事だと言われています。
しかし、多くの人が「ライターになって収入を得よう!」挑戦する一方で
全く稼げない・案件が取れないという理由で辞めてしまう人も多いのが実情です。
そこで今回は、WEBライター4年目かつ年間200本の記事を手掛ける私が、駆け出しの頃に行ってきた知識・スキルの習得法をご紹介します。
「ライターとして伸び悩んでいる」「もっとステップアップするためにどうしたらいい?」とお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
▶この記事を読むと以下のことがわかります◀
・WEBライターの仕事に必要な知識はどんなもの?
・WEBライターにおすすめの教材、読むべき本とは
・長い期間にわたってスキルアップし続けるには?
WEBライターが身につけるべき知識とは
WEBライターとして活躍するためには、基礎的なライティングスキル・SEOライティングスキル・リサーチスキルの3つが最低限必要です。
それぞれどのようなものか詳しく解説します。
基礎的なライティングスキル
WEBライターとして文章を書くことを仕事にしたいなら、やはり文章の書き方の基礎から学ぶ必要があります。
具体的には、以下のようなライティングスキルの勉強をするのが良いでしょう。
- PREP法(結論・理由・具体例・結論の順で文章を展開する)
- SDS法(要約・詳細・要約の3要素で事実を伝える)
- PASONAの法則(問題・親近感・解決策・提案・絞込・行動の6要素を挙げながら読者を惹きつける)
特にPREP法はすべてのライティングスキルの基礎となるものですので、第一ステップとして理解を深めておいて損はないと思います。
SEOライティングスキル
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化という意味です。
WEBライターとして一段階進んだ案件を獲得したいと思うなら、SEOライティングスキルは避けて通れない道です。
仕事を依頼するお客様の多くは、自社のブログやWEBサイトを「検索上位表示させたい」と考えているため
SEOライティングのスキルを持ったプロのライターを求めているのです。
記事を検索エンジンで上位表示させることができれば、お客様のサイトにユーザーが集まり
商品の購入や会員登録が増加するなど多くのメリットが発生します。
実際、私自身もこれまで数多くのSEO記事を手掛け、たくさんの上位表示を達成してきましたが
SEOスキルのあるライターはお客様に重宝され、長い期間にわたって仕事を依頼してもらえると実感しています。
リサーチスキル
WEBライターは様々なジャンルの記事を依頼され、それを文章のプロとして書き上げる必要があります。
時には全く知らない分野の文章作成をお願いされる場面もありますが、そのたびにリサーチをして
業界の基礎知識程度は理解をしたうえで文章を書けるように心がけています。
また、SEOライティングにおいてもリサーチは必須の作業です。
- 読者が求める情報はどのようなものなのかを知る
- 検索上位表示されている記事はどんな内容が書かれているのかを分析する
- 信ぴょう性の高い記事にするために情報源を確認する
上記はSEOライティングを求めるお客様が「ライターに最低限やってほしいこと」であり
質の高い記事を書くためにも欠かせない手順です。
無料で使える便利なSEOツールも豊富にありますので、実際に使って少しずつツールに慣れたり、
日頃からインターネット検索でほしい情報にたどり着くための方法を模索すると良いでしょう。
WEBライターにおすすめの教材
以下ではWEBライター初心者におすすめの教材(本と動画講座)をご紹介します。
実際に私自身が活用してスキルアップできたもののみ厳選しました。
スキル習得に役立つ本
- 10年つかえるSEOの基本(土居健太郎・著/技術評論社)
- これだけやれば集客できる はじめてのSEO(瀧内賢・著/ソシム)
SEOライティングスキルは、私自身何もわからない状態からスタートしたため、まずは本を読むことから始めました。
上記2冊はSEOの基礎が難しい解説なくまとめられており、初心者さんに特におすすめしたい本です。
スキル習得に役立つ動画講座(Udemy)
基礎的なライティングスキルについては、私の場合は動画講座で学びました。
というのも、世の中には「初心者WEBライター向け」とされる本が多く存在していて、どれから読めばいいのかわからなかったからです。
また、駆け出しライターの頃の私は1歳児を子育てしながら在宅ワークをしており
じっくりと本を読む時間が取れなかったため、家事の合間などに聞き流しできる動画講座は私の生活スタイルに合った学習法だった、というのももう一つの理由です。
私自身が実際に受講して役立ったと思う講座は次の2つ。
どちらの講座も基礎がしっかりと解説されており、初心者が概要をおさえるのに役立つのはもちろん、実際の案件に応用できるノウハウも詰まっています。
WEBライターとしてスキルアップを続けるために
WEBライターとしての基礎を学ぶためにおすすめの本・動画講座などをご紹介しましたが
スキルは一度学んでおしまいではなく、その後もレベルアップし続けていくことが重要です。
そこで私自身が今も続けている、WEBライターとしてスキルを上げるための取り組みを紹介します。
学びを案件で実践する
本や動画などで学んだ知識・スキルは、できるだけ記憶が新しいうちに実際の案件で試しましょう。
駆け出しライターの頃の私は、SEOライティングスキルを学んだらすぐ、実際にSEO記事を書く案件に応募して実践しました。
もちろん、知識があるからといって最初から何でもできたわけではありません。
わからないこと・つまずくこともたくさんありましたが、その都度学習した本や動画を見返して
「この部分が今回の案件に役立ちそうだ」と行動に移すことを繰り返していきました。
そうやって実践と学びを行ったり来たりしながら、「知っている」ことを「できる」状態にするのが
知識・スキルを定着させるうえでとても大切だと思います。
キャリアを積んでも学び続ける姿勢を持つ
WEBライターの世界も、他の業界と同じく日々進化を続けています。
一度身につけた知識だけで何年も食べていけるほど甘い世界ではないのです。
ある程度キャリアを積んで仕事に慣れてきたら、新しい分野に挑戦するのもおすすめです。
実際、私も最初はSEOライティングからスタートし、今ではインタビューライターとしても活動を続けています。
できることを増やせば、それだけ受けられる仕事も増える。
収入を安定させるためには非常に重要な考え方だと思います。
今は案件が獲得できているとしても、AIなどの発展とともに仕事内容が変化していく可能性がある仕事だからこそ
いつも学び続ける姿勢を持ち、苦手だなと思うことも「とにかくやってみる、勉強してみる」精神が大切です。
コミュニティへ参加して情報収集をする
フリーランスやWEBライターが集まるコミュニティに参加するのも、自己研鑽の一つの方法としておすすめです。
私自身はランサーズが主宰するフリーランスコミュニティ「新しい働き方LAB」に参加していますが
ここでは色々な職種で頑張る人たちがいて、とても刺激がもらえると感じます。
他のフリーランスがどんな風に案件を獲得しているのか、
どうやって日々スキルアップしているのか、
また仕事でつまずいた瞬間をどのように乗り越えてきたのか。
色々な人の経験談を聞いて勉強になることも多く、また「私ももっと頑張らなければ」と
意欲が湧いてくるので、フリーランス特有の孤独感を持つこともなく充実して毎日が過ごせるようになりました。
まとめ
ここまで、WEBライターの仕事で求められる知識と、駆け出しWEBライターにおすすめの教材、
そして長期間にわたってスキルアップし続けるために大切な考え方についてお伝えしました。
WEBライターとして安定して案件を獲得し、ある程度の収入を得るためには
やはりコツコツと学びを積み重ね、それを実際の仕事で活かすことが重要です。
とても地味で根気も必要な作業ではありますが、それこそが活躍するための近道ですので
お客様に求められ続けるWEBライターになりたい方は、ぜひ今回の記事を参考に学びと実践を繰り返してみてくださいね。
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