こんにちは!ランサーズでWEBライターとして活動している、ことのは舎です。
ライターとしてフリーランスになったものの、「仕事が全然とれない…」「運よく案件に採用されても単価が低いものばかり…」と悩んでいませんか?
私自身、駆け出しフリーランスの頃にとりあえずランサーズに登録し、色々と試行錯誤しながら「こういう案件だったら採用されやすいかも!」というものを見つけていきました。
今回は、WEBライター初級から中級者の方に向けて「ランサーズでどういう案件に応募すれば仕事を得やすいのか」を解説します。
▶この記事を読むと以下のことがわかります◀
・ランサーズで募集されるライター向け案件の種類とは
・ランサーズで仕事を得るために準備しておくべきもの
・数多くある案件のうち、レベル別おすすめ案件とは
ランサーズにはどんなライター向け案件がある?
ランサーズで募集されている「ライター向け案件」の種類
WEBライターが応募できるランサーズ上の案件には、いくつかの種類があります。
タスク案件
タスク案件とは、単発で数百文字の文章を書き、その場で納品するというもの。
ライターの選考は特になく、タスクをこなせばほとんどの場合に報酬が支払われます。
ただし1件あたり100円以下とかなり報酬が低い傾向にあります。
プロジェクト(公募)案件
プロジェクト(公募)案件は、ランサーズで仕事を探すのに一番オーソドックスな方法です。
「こんな仕事をしてくれるライターさん、いませんか?」とクライアントが公募しているものに対し
ライター側が「私はこんなことができます」と応募します。選考の結果、選ばれればその仕事ができます。
直接依頼
直接依頼は、プロジェクト(公募)案件のように多くのライターが応募するものではなく
クライアントからライターへ直接ランサーズ上でメッセージが届き、「この仕事をお願いします」と発注されます。
すでにクライアントとの関係性ができているライターは、ほとんどこの方法で受注しています。
公募案件のように選考期間がないため、合否を待たなくていいというメリットがあります。
ランサーズで案件を選ぶ前の準備&ポイント
ランサーズでWEBライターとして仕事を受注するためには、まず「プロフィール」を準備する必要があります。
「あなたがどんな人であるのか」をきちんと自己紹介しないと、誰も仕事を発注してくれないからです。
ここではプロフィールに書くべき内容と、案件選びのポイントも解説します。
プロフィールの作成
ランサーズのプロフィールには、以下の情報は最低限記載しておきましょう。
- 簡単な経歴
- お受けできる仕事内容
- 得意分野
- 仕事への姿勢
経歴は、持っている資格や実務経験、学校等で学んできた専門知識などを書きます。
そのうえで、仕事内容や得意分野で「あなただからこそできる仕事は何か」を明らかにしましょう。
例えば、不動産会社での勤務経験があり宅建の資格を持っている人なら、「不動産業界の記事作成ができます」とアピールすればかなり信頼性が高くなります。
最後に、あなたの仕事への姿勢を書き添えます。
フリーランスは会社などの組織の後ろ盾がない、個人で活動する存在です。
そんなフリーランスがお客様の信頼を集めるには「人となり」も重要なアピールポイントになります。
どれだけライターという仕事に真剣に向き合っているのか、お客様にとってどういう存在でいたいのかなどを語り、
「このライターはきちんと仕事をしてくれそうだ」という印象を与えることが大事です。
案件の選び方のポイント
ランサーズで案件を探す際、初心者の方がおさえておくべきポイントは3つあります。
1.いきなり高単価の案件を選ばない
「せっかくフリーランスのライターになったんだから、どんどん稼いでいきたい!」という気持ちはとても素晴らしいのですが
初心者ライターがいきなり高単価の案件に応募しても、採用される確率はかなり低いです。
クライアントはある程度、ランサーズ内の実績や評価を参考にしたうえで、仕事の発注者を決めています。
初心者ライターはランサーズの実績も少なく、クライアントにとって「この人は信頼に足るライターかどうか」を判断する材料が少なすぎるからです。
また、高単価案件は競争率も高く、それのみにターゲットを絞っても「いつまでも採用されない」という良くないループに入る可能性が高くなります。
まずは初心者OKの案件を選ぶなど、自分自身の手の届く範囲からチャレンジしましょう。
2.募集文の情報が少なすぎる案件は避ける
初心者から中級者のうちは、案件の募集文で仕事内容が丁寧に書かれているものを選ぶ方が無難です。
なぜなら、そういうクライアントの方がわからないことを確認したとき丁寧に答えてくれる可能性が高いからです。
案件の募集文で情報が少ないものは、次のような危険性があります。
- 自分から情報収集をしなければならず、難易度が高いかもしれない
- クライアントが不親切で「それくらいわかるだろう」と言われてしまう可能性がある
- 完成した記事がクライアントのイメージと違った場合、悪い評価をつけられるかもしれない
ライター歴が浅い方が自分から情報収集をしたり、クライアントの求めるものを先読みしたりするのは
とても難しいため、最初から細やかに情報提供してくれる人と一緒に仕事をした方がいいでしょう。
初心者ライターにおすすめの案件
ブログ記事の執筆
ブログ記事の執筆は「初心者OK」の案件として、よくランサーズで募集されています。
ジャンルは様々で、不動産・医療・マーケティング・人材採用や育成などのビジネスに関わるものから
旅行・読書・ゲームや漫画などのホビー関連など、とても幅広いです。
その中でも自分が知識・スキルを持っているものや、興味のある分野にぜひ挑戦してみましょう。
もし資格や実務経験があったり、「ブログのテーマに選ばれている漫画を読んだ」「たくさん旅行に出かけている」などの体験があったりすると、とても有利になるので積極的にアピールしましょう。
商品紹介記事の作成
パソコン周辺機器などのガジェットや、日常で使える便利グッズの紹介記事も初心者さんにおすすめです。
案件によって情報収集の方法は異なりますが、主なものは以下の通りです。
- インターネットやSNSでユーザーのクチコミを調べてまとめる
- 実際に自分の持っている商品について情報をまとめる
- クライアントから商品の提供を受けて記事を書く
すでに自分が知っている商品の魅力を書いたり、ネット上からふさわしいクチコミを拾ってきたりする作業のため、内容として高度なことは求められません。
時には「使用風景を写真に撮って掲載してほしい」というクライアントもいますが、顔を出す必要はなく
あくまでも商品の魅力を伝えるものですし、カメラもスマホで十分対応できるので安心してください。
タスク案件はライティング力が育たないためおすすめしない
ランサーズには初心者OKのものとして「タスク案件」もあります。
これは冒頭で説明した通り、単発で数百文字の文章を書くというものです。
手軽に取り組める案件ではありますが、単価が非常に低く、1件あたり100円以下の場合も多いです。
さらにタスク案件はランサーズの実績としてカウントされず、他の案件にアピールする際も材料にならないというデメリットがあります。
文字数が少なくライティング力も育たないので、できればタスク案件は避けて「プロジェクト案件」でブログ記事作成や商品紹介記事を手掛けた方が、ライターとしての経験につながるでしょう。
中級者ライターにおすすめの案件
SEO対策を意識した記事作成
ある程度ランサーズでライターとして活動し、月3万円~5万円ほどを稼げるようになったら、中級者ライターだと言えます。
そんな方はぜひ次のステップとして「SEOライティング」に挑戦してみましょう!
SEOライティングとは、検索エンジンで記事を上位表示させるための文章作成技法です。
最初は難しそうだと感じるかもしれませんが、コツさえつかめば誰でも案件獲得へとつなげられます。
まずは自分に合う書籍やオンライン講座などを見つけて、SEOライティングの基礎知識を身につけましょう。
今はインターネット上にも幅広く情報が転がっていますので、勉強方法に困ることはありません。
そして「SEOライティングの初心者もOK」という案件を狙って応募し、実務を通してスキルを磨いていくことをおすすめします。
専門性が必要な記事の作成
初心者ライターは趣味寄りの内容や、誰でも書けるテーマでの記事作成が中心ですが
中級者になったらより深いテーマ・専門知識が求められる記事にも挑戦してみましょう。
その際に役立つのは、自分自身が持っている資格やこれまでの実務経験です。
専門性が必要な記事の作成では特に「情報の正確さ」が何よりも求められるため、最初は自分が経験のある分野から案件に応募してみるのがいいですね。
中には「記名記事」といって、記事を書いたライターの名前を掲載するメディアもあります。
記名記事は仕事の実績として大きくアピールできるものなので、もし募集されているのを見かけたら積極的に応募するとよいでしょう。
長文記事の執筆
長文とは、1万文字以上の記事のことを指します。
中級者ライターにはSEOライティングや専門性を深めることが必要になるとお話しましたが、
より詳しい情報が掲載された記事を書くために長文が求められるのは当然の流れです。
「1万文字なんて途方もない文字数、絶対に書けない…!」と思う方もいるかもしれません。
私自身も最初はそう思っていました。
しかし経験を積んでいけば、1万文字も苦にならず書けるようになりますので安心してください。
そのときのポイントは「事前にしっかりと記事構成を練ること」!
どのような流れで理論を展開していくのか、テーマの中でもどの部分を特に掘り下げるのか。
そういった指針がないと1万文字に到達するのは難しいです。
日頃から記事を俯瞰して見る習慣と、構成案をきちんと作ることを実践しましょう。
まとめ:ランサーズでライターとして活躍するために
ランサーズでライター向け案件を選ぶ際は、ぜひ今回の記事を参考に「どんな案件があるのか」をリサーチすることから始めてみましょう。
また、初心者の方には「いきなり高単価の案件を選ばない」「募集文の情報が少なすぎる案件は避ける」などの注意点もお伝えしました。
最初に挫折してしまうと、ライターの仕事に苦手意識が芽生えてしまい「やっぱり私には無理だった…」と思ってしまいがちです。
この記事でご紹介した初心者向けの案件なら、最初は大変でも必ず経験を積むのに役立つので、参考にしていただけると幸いです。
せっかくランサーズに登録して、これから頑張ろう!という時期なので、まずはご自身の手が届く範囲から小さく挑戦することをおすすめします。
ランサーズにもWEBライター向けの優良案件はたくさんありますし、私自身も素人の状態からクライアントとの仕事を通してたくさん成長させてもらいました。
「ランサーズを使えばWEBライターになれるのかな…」と不安を感じる方の背中を押せたら嬉しく思います。
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