「ランサーズ」オファーを断ったらどうなる?評価や実績への影響を解説

ランサーズでクライアントからオファーをもらったけど、色々な理由でその仕事を受けられそうにない、という場合があると思います。

けれど、「オファーを断る」って少し勇気がいりますよね。

  • 実績(プロジェクト完了率)が下がらない?
  • 評価が悪くなったりしない?
  • そもそも断ってもいいものなの?

これらのことを不安に思う人もいるのではないでしょうか。

この記事では、「ランサーズでオファーを断ったらどうなるか」についてまとめました。


★この記事を読むと、こんなことがわかります★

・ランサーズでオファーを断ったらどうなるのか
・断ることでランサー側に不利益があるかどうか


目次

◆オファーを断っても、実績や評価には影響しない

結論から言うと、オファーを断っても「実績や評価への影響はゼロ」です。
むしろ、条件が合わないオファーなら断ってもいいくらいです。

そもそもオファーとは、「プロジェクト案件になる前段階」のこと。
クライアントと条件のすり合わせなどをして、互いに合意すればプロジェクトとしてお仕事が開始できるんですね(詳しくは以下の図を参考にしてください)。

プロジェクトが開始したあとにお仕事を断ると、実績や評価マイナスになってしまいますが、その前段階のオファーでお断りするのであれば、問題ないというわけです。

以下に、ランサーズ公式FAQでオファーを断る方法が書いてあるページのリンクを貼っておくので参考にしてください。

lancers
直接依頼のお断りはどこからできますか? | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」 直接依頼のお断りは、届いたオファー上で行っていただけます。 <参考FAQ・ガイド> ・直接依頼はどこから確認できますか?

◆オファーを断る具体的な手順

オファーを断るための手順は3つです。

  1. ランサーメニューから該当するオファーを開く
  2. オファーページの中ほどにある「お断り」ボタンを押す
  3. メッセージ入力画面が出るので、「今回はお断りさせていただきます」という旨の内容を記入して送信ボタンを押す

結構勇気が必要な「お断り」ですが、手順はとても簡単ですね。

個人的には、「お断り」ボタンを押したあとのメッセージ送信はあくまでも形式的なものだと考えています。

ベターなのは、個別メッセージ機能で「今回はお受けできそうにありません」と事前にクライアントへ知らせておくこと。

そうすればクライアントも他のランサーを探す心づもりができますし、もし次にご縁があったときにも角が立たないのでおすすめです。

◆お仕事条件が合わないと思ったら、断る勇気も大事

条件が合わない」と一言で言っても、実際の内情には色々とありますよね。

  • 報酬 … 仕事内容に単価が見合っていない、報酬が低すぎるなど
  • 納期 … あまりにも期限がタイト、他の仕事と納期がかぶるなど
  • 内容 … 仕事内容が得意分野とかけ離れているなど

1)報酬の面

人によって「仕事をするならこのくらいの単価で」と設定していると思うので、一概に「これ以上は安すぎる」と言えない部分があります。

でも相場から考えて極端に低すぎる場合や、仕事内容は大変そうなのに報酬が安い場合は、ランサーが損をする可能性が高いので、個人的には断ることをオススメします。

2)納期の面

例えば今日オファーしてきて納期が明日だとか、無茶を言うクライアントは今後も振り回されるので避けた方が賢明です。

他のクライアントの仕事も抱えていて納期が厳しそうな場合は、一度「納期が伸ばせないか」相談してみるのも一つの手ですね。

たいていのクライアントは余裕をもってスケジュールを組んでいるので、数日の延長であれば応じてくれる場合が多いように思います。

3)内容の面

仕事の依頼で内容を選ぶなんて贅沢な!と言う人もいるかもしれません。
特に駆け出しフリーランスの場合だと、「どんな仕事でもやって実績につなげないと」と考える気持ちもわかります。

でも、自分の興味関心・得意分野から程遠い仕事を受けても、結局はしんどくなるだけだと私は思うのです。これは極端な例かもしれませんが

  • 女性ライターが、男性のひげそりのレビュー記事が書けますか?
  • 男性ライターが、女性の口紅のレビュー記事が書けますか?

中には、「そんなの調べれば簡単に書けるでしょ」と思う人もいるでしょう。

でも私は、記事を書くのなら対象の商品やサービスが「本当に良い」と感情移入できないと、質の高い納品物は出来上がらないと思います。
きちんとした記事にするなら、商品やサービスへの愛情が必要なんです。

そして、ライターが持つ商品やサービスへの愛情は、絶対に読み手に伝わります
自分がおすすめしたい商品について書くと、記事に熱が入るので、読む人も引き込まれていくからです。

興味関心・愛情が持てなさそうな仕事は受けない。

これも一つのフリーランスの仕事のスタイルかなと思います。
報酬・納期・内容についてしっかりと条件の確認をして、「どうしても合わないな」と思うときには、断る勇気を持つことも大事です。

◆オファーを断るときの注意点

オファーで諸々の条件を確認して、やっぱり受けられないからと言って、いきなりオファーページの「お断り」ボタンを押すのはやめましょう。

必ずクライアントにメッセージを送って、お受けできない理由を伝えます。

ランサーズは基本的に顔が見えないやりとりですが、当然ながら相手も人間です。
理由も説明されずに急に断られたら、誰でも良い気持ちはしないものですので、そこは絶対に相手の立場になったやりとりを心がけましょう!

◆まとめ:ランサーズでオファーを断るときは

  • オファーを断ってもランサー側に不利益は一切ない(実績や評価に影響はゼロ)
  • しっかりお仕事内容を確認して、お受けできそうかどうか真剣に考えること
  • もし疑問や調整をお願いしたい部分があれば、クライアントに相談するのも一つの手
  • どうしても受けるのが難しければ、事前にメッセージを送ったうえでお断りする

「フリーランスなら、オファーがあればどんな仕事も受けるべきだ」と考える人もいるかもしれません。
しかし、自分一人の力でこなせる仕事量には限界がありますし、当然ながら人によって得意分野も違います。

質の高い成果物を納めたいと思うなら、報酬・納期・内容面が合致する案件で活躍する方が、結果としてランサー・クライアント双方にとってメリットが多いです。

断ったら仕事をもらえるチャンスが一つ減ってしまうかも…と不安になる気持ちもわかりますが、ランサーズには無数のクライアントがいるので、1件くらい断ってもハッキリ言って何の影響もありません。

無理をして仕事を受けるのではなく、本当に自分の力が発揮できることでクライアントのお役に立つランサーを目指すためには、時には「オファーを断る」という選択も大事だよ、というお話でした。


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この記事を書いた人

高知県在住のWEBライター。「文字」に関わるお仕事全般をしています。
どこかで見た「量産型の文章」ではなく、一つひとつの”言の葉”に想いを込めた文章作成を得意としています。
言葉を扱うプロフェッショナルとして、伝えたい想いや情報が正確な言葉で読み手に伝わるためのお手伝いをいたします。

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